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超回復という言葉をよく聞きますが、ランニングにもこの考え方は活かされますか?

超回復という言葉を聞く機会はあまりないと思いますが、筋トレの効果を表す言葉として使われることが多いようです。

まずはじめに、超回復という現象について正しく理解しましょう。筋力を増強するには、トレーニングで筋肉に負荷をかけて疲労させます。そこで十分な休息をとることで筋肉が回復し修復され、トレーニングの前よりも筋力がアップするのです。このことを超回復といいます。トレーニングを毎日行うよりも、超回復が起きるのを待ってからトレーニングを再開したほうが、効率よく筋力をアップさせるというわけです。日常のランニングにおいても、こうした考え方をとり入れることはできます。

ただし、休息日をはさんで週に2~3回練習すると、自然と超回復が起こるのかといえば、それは違います。超回復を起こすには、休息期間をどれくらいに設定し、その間、どのように過ごすのかが重要になってきます。たとえば、栄養バランスのいい食事をとることや、よく眠ること、そして、完全に疲れがとれるまで、きちんと休むことが重要です。

個人差はありますが、筋肉の超回復に必要な休息時間は1~2日とされることが多いですが、トレーニングの内容や個人差によって、必要な時間は当然異なります。完全に回復していないときにトレーニングを再開すると、オーバーワークに陥り、効果は望めません。だからといって休息をとりすぎると、体は元に戻ってしまいます。休息時間の見きわめについては、専門家でないかぎり、なかなか難しいものがあります。

そもそも超回復を狙えるのは、かなり追い込んでトレーニングをしているときです。限界まで体を酷使した後、しっかり休むことに意味があるのです。市民ランナーの場合は、無理のない練習をコンスタントに行うほうがケガもしにくいですし、日々のコンディションを保ちやすいと思います。超回復という言葉に踊らされず、がんばって練習した後は休養や栄養をしっかりとる、というくらいに考えたほうが、ちょうどいいのではないでしょうか。

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