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静的ストレッチと動的ストレッチの違いを教えてください。

まず、前提としてお話ししますが、静的ストレッチ、動的ストレッチというわけ方でとらえるよりも、ストレッチそのものの特性を理解することが大切です。

ここでいう静的ストレッチとは、ゆっくりした動きで行うストレッチのことで、時間をかけてしっかり行えばケガの予防にもつながります。静的ストレッチは筋肉の無駄な緊張をやわらげ、それが結果的に故障の予防につながるのです。

ただし、パフォーマンスの面からみると、静的ストレッチは心拍数を下げる運動なので、準備運動としては十分ではありません。

そこでさらに必要になるのが、いわゆる動的ストレッチです。私のランニング教室では、これをドリルと呼んでいます。“ストレッチ”という言葉がついているため混同しやすいのですが、静的なストレッチとは目的がまったく異なるものです。静的ストレッチで筋肉の緊張をほぐしたうえで、動的ストレッチで関節を大きく動かし、心拍数を徐々に上げて運動に入るというのが、準備運動の基本的な流れです。トレーニング後は、静的ストレッチを中心にスキップやステップで筋肉をリラックスさせ、心拍数を少しずつ下げていくのがいいでしょう。

また、夏は体が動きやすいぶん、ストレッチが省かれがちですが、気温が変わっても人間の体温や神経のはたらきはそう変わりません。
練習の前後は、それぞれに適したストレッチを行いましょう。

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