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自分のフォームを写真で見たら、腰落ちフォームでびっくりしました。改善するにはどうしたらいいでしょうか?また、タイムが上がらないのはそのせいですか?

一般的に腰落ちフォームとは、地面に対する腰の位置が低いことです。そして、腰の位置を大きく左右するのがヒザの動きです。ランニングのスピードは、フォームやピッチと深く関わっているので、腰落ちフォームであることも、タイムが伸びない理由のひとつと考えられます。まず、腰が落ちてしまう原因ですが、ヒザがしっかり伸びきっていないことが考えられます。ヒザの動きはしっかり曲げ伸ばすことがポイントですが、しっかり伸びきっていない状態で走り続けると、結果として腰の位置も低くなりますし、故障にもつながります。理想的な動きは、ヒザを伸ばしながら地面をキックし、さらに太モモが後方にスイングし、その後前に運んだ脚はヒザを曲げながら着地動作に入ります。片脚ケンケンを思い出してください。このような脚の運び方であれば、腰の位置も高い位置をキープでき、スピーディーな走りにつながります。

また、ランニングでは着地時、足に体重の3倍の衝撃がかかるといわれており、その衝撃を和らげるには、このヒザ曲げ伸ばしの動作が大切なのです。正しいヒザの曲げ伸ばしを身につけるには、「その場駆け足」や「スキップ」などを行うことが改善に役立ちます。いずれも足を上げる動作より、足を下ろしたときにしっかり地面を押し、ヒザを伸ばしきることを意識するといいでしょう。

そしてもうひとつ、腰落ちフォームの原因には、骨盤の後傾も考えられます。ランニング時の理想的な姿勢とは、骨盤が前傾し、上半身は地面に対して垂直に、背骨はゆるやかなS字カーブを描いている状態です。ところが、おへそが引っ込んで腰が丸まっていると、キックした脚を後ろにスイングできず、腰が落ちる格好になってしまいます。これを改善するには、おへそをグッと突き出すようにして骨盤を前傾させ、背筋を使って背すじを伸ばすことを意識するといいでしょう。ここで勘違いしないでほしいのは、上半身全体を前傾させるのではない、ということ。直立姿勢はランニングフォームの基本です。前傾させるのは骨盤のみです。

フォームに関しては、以上の2点が改善点としてあげられますが、タイムを伸ばすには、フォームのほかに体力や筋力も関係があります。しかし、スムースなフォームをつくることはスピーディーな走りの第一歩となりますので、意識して改善に取り組んでください。

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