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フルマラソンにこの秋、初挑戦します。いままで走った距離の最長が20kmです。やはり本番前にもっと長距離を走っておいたほうがいいのでしょうか?

この秋というと、いま、まさにレース直前のタイミングかもしれませんね。少しでも本番に近い距離を走っておきたいという気持ちは理解できます。たとえば、フルマラソンを2時間台で走ることを目指すエリートランナーであれば、30km、40km、ときには50kmの距離を日常的に走り込むことは必須条件です。市民ランナーであっても、長い距離を走ること自体は、間違いではありません。30kmを経験するメリットは、フルマラソンの怖さを身をもって体験できること。

20kmに比べると、30kmという距離はかなりキツいです。フルマラソンを走ったときの疲労に近いものを味わえるため、本番に向けて心がまえができるでしょう。

しかし、われわれ市民ランナーがそれだけの距離を走れば、疲労回復にもかなり時間がかかります。慣れない距離を走ることでケガにつながる可能性もありますし、疲れを引きずったまま本番を迎えることになれば、これまでの練習が水の泡になってしまいます。ですから、市民ランナーにとって、30km走ることは必ずしも必要なことではないと考えています。

私のランニング教室では、春先にLSDのつもりでゆっくり30kmなどの長距離を走ってもらうことがありますが、本番が近い時期にそれほどの長い距離を走らせることはしません。練習には長い目で見た計画が必要だということです。

その点、20kmであれば、市民ランナーも取り組みやすい距離といえます。中2日、3日あれば十分に体力は回復しますからね。おすすめは、20kmの練習を何度も走り込むこと。20kmが問題なく走れるようになれば、30kmでも42kmでも走りきる力がついているはずです。そのかわり、レース直前の練習では、距離よりもレース本番のペースで走ることに焦点を当てて練習してください。

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